バイリンガール 吉田ちかさん講演会 「新しいことに挑め!~バイリンガールとして生きる~」開催のお知らせ

 

あなたは今、何かに挑戦していますか?
それともあと一歩踏み出せないでいますか?

そんなあなたへ
世の中にまだYoutuberという職業が存在しなかった頃、その新しい一歩を切り開いた吉田ちかさん。今や世界中の多くの人から愛されている「バイリンガール」が歩んできた挑戦のストーリーを吉田ちかさんご本人がシアトルの学生に向けて講演いたします!

アメリカ、日本それぞれでキャリアを歩んできた吉田ちかさんのお話は、異国の地で何かにチャレンジしようとしている皆さんにとってきっと大きなきっかけとなるでしょう。

「IT×ビジネス×挑戦」
これらのキーワードに興味を持ったみなさん、奮ってご参加ください!

日時:2016年5月31日 (火) 開場:18:30~ 講演会:19:00~21:00
会場:Bellevue Children’s Academy (14640 NE 24th St, Bellevue, WA 98007)
参加費:無料
定員:80名

 

お申し込みはこちらから
https://sijp-bilingirl.eventbrite.com

お問い合わせはこちら
Students.Contact

以下講演者:吉田ちかさんプロフィール
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小学校1年生時に父親の仕事の関係でアメリカ・シアトルに渡米。
以後、16年間をアメリカ・シアトルで過ごす。ワシントン大学・ビジネススクールに入学。経営・アントレプレナーシップ、マーケティングなどを学ぶ。
卒業後帰国。大手外資系コンサルティング会社に就職し、金融機関のシステム関連プロジェクトに従事する傍ら2010年から2年間、銀座にてネイルサロンを経営。
2011年よりYouTubeにて英語学習コンテンツ「バイリンガール英会話」を開始。チャンネル登録者数は50万人を超え、再生回数は7300万回にも及ぶ(2016年3月現在)
2014年からは「Chika’s Japanagos Channel」を開設し、世界に日本文化を発信。
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イベント・レポートを公開いたしました!興味のある方、ぜひ一読ください!
「新しいことへ挑め!~バイリンガールとして生きる~」レポート

イベント・スポンサー

Bellevue Children's Academylogo

3月5日開催ワークショップ “Take Action!!” レポート

2016年3月5日、SIJP Student Division主催の第二回キャリアイベント“Take Action!!”が開催されました。今回のイベントでは、シアトルにいる留学生を対象に、将来のキャリア目標を達成するために参加者自身が現在行っている活動をサポートするという目的のもと、幅広いバックグラウンドを持つ社会人の方と共に少人数のグループに分かれてもらい、それぞれの目的を達成するための方法をディスカッションして頂き、最後にプレゼンテーションにてアイデアを発表して頂きました。

当日は、石坂誠さん(Microsoft)、近江麻佐子さん(TrendMicro)、鷹松弘章さん(Microsoft)、橋本幸司さん(Oracle)、保坂隆太さん(Microsoft)をメンターとしてお招きし、橋本さんにはイベントの序盤にて、自身の築いてきたキャリアやその時折での考え、並びに今まで抱えてきた問題点や課題に対してどのように対処してきたのかについて講演をして頂きました。

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(写真:SIJPメンバーによるイベント前の打ち合わせの様子)

講演会の中で橋本さんはまず、自身が学生時代に持っていた将来のキャリアビジョンを語ってくださり、その後実際にアメリカで働き始めた際に気が付いた自身の想像と現実とのギャップなど、“学生時代”と“アメリカと日本”という2つの興味深いテーマをもとにお話をしてくださいました。

日本で8年間働いたのち、留学生としてアメリカに渡るという選択をされた橋本さん曰く、この決断は自身の人生において大きなキャリア変更であり、ご家族やお子さんの事でとても悩んだとのことです。しかしながら、それでもアメリカに留学をするという決断をした理由の一つとして、アメリカと日本の会社のシステムの違いがあったと語られていました。

日本の会社では基本的に、プログラミングをするために技術職として入社をしても、将来的に昇進するためには管理職としてマネジメントも行っていかなければならず、それに対しアメリカの会社では、技術職とマネジメントは別枠と捉えているケースが殆どで、技術者としての活躍ができれば、技術者として昇進していくことが可能なのだそうです。

プログラミングをすることは好きだけれどもマネジメントはしたくないと考えていた橋本さんは、アメリカで仕事をする方が自身に適していると感じたとお話しされました。橋本さんの語ってくださった経験談は、アメリカと日本のどちらで将来のキャリアを築こうか悩んでいる学生や、将来的にアメリカで働いてみたいと考えている学生にとって、とても参考になるお話だったかと思います。

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(写真:モデレーターの藤井りなさんと橋本幸司さん)

45分間に及ぶ橋本さんの講演後は、留学生4~5名に対しメンター1名に一つのグループとなってもらい、グループワークに取り組んで頂きました。各々の自己紹介後、参加者の皆さんには、まずは自身が持つキャリアビジョン、そのキャリアゴールに向かう中で留学を決めた理由、そして現在抱えている留学に関する問題や課題をグループ内でシェアしてもらいました。

その後のディスカッションの中で、皆がシェアをした問題点や課題が将来どのようなリスク及びチャレンジを引き起こすかなどを深掘りして考えて頂き、その中でグループとして取り上げる問題点を一つピックアップしてもらいました。

ピックして頂いた問題点や課題は各グループによって様々で、あるグループでは“レールにとらわれないキャリアパス”といった問題提起を行い、インターンや就職に重きを置いて話し合いをしているかと思えば、一方で“今の選択を将来正しかったと思える自信をどの様に支えるか”といった留学における課題を話し合っているグループもあり、グループによって考え方の特色が大きく異なっていたのが非常に印象的でした。

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(写真:グループ・ディスカッションの様子)

ディスカッションの最後では、学生の将来目標を達成するためのアプローチとして、各グループが選択した問題・課題を、留学中にできること&留学後にできることの二点の観点から話し合ってもらい、問題解決のためのアイデアを出して頂きました。

その後イベントの締めくくりとして、ディスカッションの中で話し合って出してもらったアイデアは、プレゼンテーションという形で各グループごとに発表して頂きました。発表の中では、「アメリカ留学中だからこそ出来ることは何か?」と言う問いに対して、“アメリカでしか会えない人に出会う努力をする”といった結論や、「留学後に出来ることは何か?」と言う問いに対しては、”アメリカで学んだグローバルな視点で常に物事を考えるようにし、海外の目線から見た日本の存在を意識として持ち続けることが大切”などの各グループごとに異なる答えを披露して頂きました。

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各プレゼンごとに、メンターの方々から各グループに向けてフィードバックをして頂き、本イベントを終了致しました。これまでSIJP Student Divisionでは、パネルディスカッション形式のイベントを何度か開催してきましたが、今回のイベントでは初めてグループワークの要素をイベントに取り込みました。参加してくださった学生の皆さんからはイベント後、同じ留学生という立場で様々な人と意見交換出来たことが刺激になったとの声を頂くことが出来ました。今回のイベントが多くの参加者にとって留学を見つめ直す良い機会になることが出来たのであれば、企画を担当した身として非常に喜ばしく思います。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

執筆:大崎雄平
写真撮影:カスター麻理&有賀こうすけ&高木しお
企画:藤井りな&畑中ひらり&大崎雄平

シアトルの日本人女子留学生へ IT×女子 ~ITを通して広げるキャリア~ レポート

2016年2月27日、SIJP Student Division主催、SEA協力のもと、キャリアイベント“シアトルの日本人女子留学生へ IT×女子 ~ITを通して広げるキャリア~”を開催いたしました。今回のイベントは“IT×女子”をテーマに、男性が多いIT業界で女性がどのようなキャリアを築き活躍しているのかお話を伺うことでもっと多くの女性にIT業界を知ってもらおうという趣旨のもと行われました。当日はココ・井上さん(Amazonデザインスタジオ勤務)、野添紗椰さん(日本マイクロソフト勤務)、矢野祥子さん(マイクロソフト本社勤務)をスピーカーとしてお招きし、IT業界の雰囲気や自身のキャリア、仕事に対する思いなどをパネルディスカッション形式でお話していただきました。

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ゲストスピーカー紹介の後、IT業界とはどのような感じなのか、どんな仕事をしているのだろうかといった“IT業界とは”をテーマにパネルをスタートしました。この業界に入ったきっかけやアプローチ方法、働く前の印象と実際に働いてみて感じた事や行っている業務などを聞きながらIT業界についての理解を深めていきました。ITというとコンピュータや数字を扱うのが得意でないといけないというイメージを持っている人が多いと思いますが、皆さんにIT業界で実際に働いてみて感じた印象をお聞きしたところ「クールな印象を抱かれがちだがどちらかというとあたたかくて人間味がある」「ITだからと言ってエンジニアばかりではない」というように、IT業界だからといって理系の人ばかりが活躍するのではないという答えが返ってきました。コンピューターや数学が苦手だからという理由でIT業界を嫌煙してしまっている女性にとって心強いお話でした。

IT業界という大きなテーマについて話した後は、今回のイベントの特徴である“女性“をテーマに皆さんの考えや体験を話していただきました。男性が多いIT業界のなかで女性というマイノリティーな立場であることをどう考えているのかという質問に対し、三人ともが女性であるということをポジティブにとらえていると回答しました。IT業界において女性がマイノリティーという事実は変わらないけれど、それならそのマイノリティーをポジティブに利用してみようという気持ちで働いており、そのような前向きな姿勢でいることが大切であると教えていただきました。

他にもどのようなときに仕事のやりがいを感じるか伺いました。「感謝の言葉をもらったとき」「自分のやっていることは大きいんだと感じたとき」「様々な形でお客さんとかかわって会社のファンを増やすこと」皆さんがそれぞれ自分の仕事に対してやりがいを持たれていることが伝わりました。

最後に参加者の皆さんに一言ずつメッセージをお願いしたところ、「若いうちは失敗やリスクを恐れない」「周りに頼りつつポジティブに働いてもらいたい」「体を鍛えましょう」など参加者を勇気づけるようなアドバイスを頂きました。

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パネル後に行った交流会ではゲストスピーカーの方から自分のキャリアについてアドバイスをもらったり、ほかの参加者と話したりと楽しい時間を過ごしていただきました。交流会中に行ったインタビューではIT業界のことを知って興味がわいた、日本の会社とアメリカの会社、両方からの話が聞けて参考になったなど参加してよかったという感想をたくさんいただけました。

もっと多くの女子学生にITへの関心を持ってもらいたいという思いで始まった今回の企画ですが、仕事にやりがいをもって楽しく働いている女性のお話を聞くことはIT業界に興味を持ったり、自身のキャリアについて考えたりする貴重なきっかけになったと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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執筆:髙木しお (SIJP Student Division)
写真撮影: 柴田れいな (SEA)
企画:藤井りな&畑中ひらり&高木しお

日本人留学生向けワークショップ “TAKE ACTION!!”開催のお知らせ

シアトルにいる日本人留学生の皆さん、留学の経験を将来に役立てたいけれど、留学中に何をしたらいいかわからない、目標はあるけどどうしたらいいかわからない。そのような悩みを抱えていませんか?

今回のワークショップでは少人数のグループディスカッションを行います。留学生活をより充実させるために、抱えている悩みを他の学生たちと共有し解決策を考えましょう。ディスカッショングループにはアメリカと日本、両方の国で社会人経験のあるメンターがつきます。人生の先輩からアドバイスをもらえる貴重なチャンスです!留学というチャンスを最大限に活かす方法を見つけてみませんか?

【内容】

〈講演会〉
IT業界で活躍している社会人の方に、どのように自らのキャリアを築いて来たのかお話を伺います。

〈グループワーク〉
学生3〜4人+社会人1人のグループを作ってワークショップを行います。
まず、グループ内で学生が抱える留学中の悩みについてシェアしてもらった後、グループ毎に1つの悩みをピックアップし、自身の将来にどう今の留学をつなげるのか、今何をすべきなのかについてディスカッションをします。最後には全体で、グループ毎にまとめてもらってシェアします。

【ゲストスピーカー】(五十音順)

石坂さん写真

石坂誠 – Open Source Strategist @Microsoft Corporation

早稲田大学法学部卒業後、NEC(日本電気)で化学業界向け法人営業を担当。その後日本マイクロソフトにてサーバー製品のプロダクトマネージャとプラットフォーム戦略を担当し、2013年より米国マイクロソフトコーポレーションに移籍。マイクロソフトのオープンソース関連とクラウドビジネスのグローバルにおけるマーケティング、営業戦略を担当。2007年MBA(経営学修士)を米国ユタ州ブリガムヤング大学マリオットスクールにて取得。

 

近江さん写真.jpg

近江麻佐子 – Master of Science in Information Management: University of Washington

ロータス、マイクロソフト株式会社にてエンタープライズ向けテクニカルサポートエンジニアを担当。日本ベリサイン株式会社、トレンドマイクロ株式会社にてセキュリティ製品スペシャリスト、中小企業向けサポートチームおよびナレッジマネージメントチームのマネージャーを経て渡米。現在は、University of Washington大学院 iSchool (Science in Information Management) にてデータサイエンス、情報セキュリティを専攻している。

 

鷹松さん写真

鷹松弘章 – Principal Software Engineer Lead @Microsoft Corporation

1994年よりロータス株式会社の製品開発分野を歴任後、マイクロソフト株式会社(現日本マイクロソフト)を経て、2001年に米国Microsoft Corporationに移籍。現在は同社Windows & Device Group 部門でエンジニアリングとマネジメントを担当しており、これまでにWindows Media Center, Windows Media Playerや、Windows Vista 7, 8, 8.1, 10などを手掛けてきた。また年間250人ほどの社員面接も行っている。

 

橋本さん写真

橋本幸司 – Principal Member of Technical Staff, @ Oracle Corporation

日本で日立製作所に8年務めた後、アメリカへ渡りGeorge Mason大学にてSoftware Engineeringマスターコースを修了。その後Amazonにてソフトウェアエンジニアとして5年半ほど活躍。今年2016年の一月からOracleへ転職し、クラウドサービスの基盤となるソフトウェアの開発を担当している。

 

保坂さん写真

保坂隆太 – Senior Business Program Manager, BI@Microsoft, Microsoft Corporation

日本アイ・ビー・エム、ロータス(株)にてプリセールスエンジニア、サポートエンジニアを担当。2000年にマイクロソフト株式会社に転職し大手企業サポートチームを担当し、2006年より企業向けマーケティングチームでマーケティングアナリティクスを担当したのち、2012年にマイクロソフトコーポレーションに移籍。現在はビジネスインテリジェンス・ビッグデータソリューション担当のプログラムマネージャとして活躍の場を広げている。

 

【タイムテーブル】
13:00-13:45 橋下氏による講演会
13:45-14:00 質疑応答
14:00-14:10 休憩
14:10-15:10 グループワークでディスカッション
15:10-15:40 全体でグループワークの内容をシェア、ゲストスピーカーの方々からフィードバック。
15:40-15:45 アンケートの実施

【概要】
日付: 3月5日(土)13:00-15:45 (開場12時半)
場所: Conference Room at Japanese Cultural & Community Center of WA
参加費: 無料
*上限20名まで

【申し込み】
こちらの応募フォームからお申込み下さい。20人限定のためお申し込みはお早めに!
https://docs.google.com/a/sijp.org/forms/d/1esD96lVyrraZ-vyFTcXxJSWpzSPFqQF1QQv_04j3C-c/viewform

【スポンサー】
伊藤園

この度のイベントでは伊藤園様の提供により、参加者の皆様にお茶をお配りいたします。

2月6日開催 中島聡さん講演会 ”Freedom In Mind ~日本独自の価値観に捕らわれないためには~” レポート

2016年2月6日、SIJP Student Division主催 “Freedom In Mind~日本独自の価値観に捕らわれないためには~” がベルビュー・チルドレンズ・アカデミーにて開催されました。今回の講演会のゲストスピーカーには、日米にまたがって幅広い活躍をされ、当時まだそれほど大きな会社ではなかったMicrosoftにてInternet ExplorerやWindowsの方向性を決められ、現在はご自身で立ち上げた会社を運営する天才プログラマーと呼び声が高い中島聡さんをお招きし、SIJPスタッフのアンジーともさんがMCとして進行する形で、この度の質疑応答形式の講演会は行われました。

当日は学生だけではなく多くの社会人を含む、参加者の皆様にお越し頂きました。また、YouTube Liveにてシアトル以外の地域にお住いの方など、講演会に来れない方向けにライブ配信を行い、そちらでも多くの方に視聴してもらうことが出来ました。

DSC01646(写真:冒頭の挨拶を行う講演会の企画者 参川さんと熱海さん)

講演会は、中島聡さんの経歴紹介から始まり、その中でイベント前々日付けでご自身が設立された会社UIEvolutionのCEOに戻ることになられたというご報告と共に、会社が持つビジョンの大切さを説いて頂きました。

ビジョンに関するお話の後は、中島さんご自身が常日頃から疑問を持たれている、日本の学生が持つ大企業偏重主義の価値観についてのお話しを伺いました。中島さんの語る大企業偏重主義とは、高度経済成長期からバブル時代へ移行する流れの中でがっしりと作り上げられた価値観であり、いわゆる一流大学に行くための詰め込み教育を受け、合格すれば遊びほうけの3年間を過ごした後、一部上場企業の内定を取り、その会社にて一生を勤め上げることを人生の成功と定義した考えのことです。

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中島さんは、この価値観が日本で蔓延しているがために、教育ママと呼ばれる親たちが子供を一流大学に入れるために幼少期から塾に通わせ、人がのびのびと遊び、そして色んなものに触れることで沢山のことを学べる大切な時期を犠牲にしていると語られていました。

しかしながら中島さん曰く、一部上場企業だとはいえ、今後どうなるかわからないのが日本の現状であり、現在の終身雇用制度では日本の安定雇用をこれ以上維持することはできない。安定を求めて一部上場企業を選ぶというのは、今では間違った古い考えであり、それであれば自分の好きなことを仕事として納得行くまでやる方が、人生は面白くて豊かになるのではないかとのことでした。

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(写真:真剣にお話を聞く参加者の方々)

周りの子供たちが塾に通う中で、家で科学研究キットを使い試行錯誤しながら実験をされていた若かれし頃の中島さんご自身のお話や、高校生時代にプログラムコードで雑誌デビューした経緯、その後アスキーに入りご自身の好きなことのみに没頭していたお話、そして終身雇用制度が完全に保障されていた時代にも関わらず、一部上場企業を辞めて外資系のMicrosoftに移ったお話を交え、中島さんだからこそ話せる説得力ある考えをその後は語って頂きました。

中でも、17歳の時のコンピュータという夢中になれるものとの出会いが、彼の人生を大きく変えたと中島さんは仰っていました。初めてボードに触れたとき、中島さんは「プログラムを書くために俺は生まれてきたんだ」と悟ったそうです。日本の多くの大学生が自身のやりたいことが見つからないまま内定をとらなければいけないという問題提起に対し、中島さんは色々な経験を若いうちにして、これだったら夢中になれるというものを早く見つけることが重要とお話されました。自身がやりたいことと仕事の内容が一致すると人間は幸せになれるという信条のもと、中島さんは自身のやりたいことと会社のやりたいことが上手く組み合わさるように努力をされているとのことです。また、それぞれの人が自身の好きな仕事をしていないがために、現在の日本では社畜問題などが起きているのではないかとも指摘されました。

DSC01659(写真:参加者との質疑応答の一コマ)

次にアメリカと日本でのキャリアに関する相違点についてお話しして頂きました。アメリカは古い価値観に囚われている日本に比べ人生の軌道修正がしやすく、キャリアを変えることに対してオープンマインドであるということ、その一例として45歳でキャリアを変えたり大学に行くことはアメリカではごく普通のことであると語られました。

世の中どうなるか分からないのだから、打算やあまり先のことを考えずに、これが自分の居場所だと思ったらそっちに行くべきであると、その後中島さんはお話をされました。また、アメリカでは会社と個人の関係が比較的対等な立場となり、部下と上司でもお互いがリスペクトし合うことが成功するうえで欠かせないことだそうです。

良い仕事をすることがお互いの信頼関係を作ることになるとも語られ、特にIT業界では、ネットを通じて会社をまたいだ人脈作りを行ったり、プログラムを無償提供するオープンソースが個人を宣伝する場として機能しているがため、その場で知った顔も知らない人を自分の会社に誘ったりするような動きが活発に起きているそうです。また、日本で一般的な昇進に伴う技術者から経営側の立場への異動などがアメリカの会社では存在せず、アメリカではプログラマーはプログラマーの技術レベルごとに給与が決められ、人によってはマネージャーよりも稼ぐことも可能といった、各個人の役職ごとの力を評価するこのシステムをアメリカの柔軟性と評価されていました。

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最後に、中島さんが一緒に働きたいと思う人について、頭の回転が速く、賢くてビジョンを話した時に目を輝かせて前のめりになってくれる人を挙げられていました。中島さんは常日頃からこういう世界が来るといいな、これがあったら便利だな、これをこうしたらビジネスになるな、と想像することが習慣となっており、それが自身が設立した会社のビジョンに繋がっていると語られていました。正解がないこの世の中において、柔軟な考え方をすることが大事であるという信条が、このような習慣に結びついているとのことです。

締めの言葉として、中島聡さんから学生の皆さんに向けて「妥協せずに自分が頑張れる仕事を見つけてほしい」とのメッセージを頂きました。今回の講演会では、参加者の方と中島さんの活発な質疑応答が行われました。質疑応答を通し、中島聡さんに普段なかなか聞けない質問を直接投げかけることが出来たことで、参加してくださった方にとって今回の講演会は大変貴重な時間になったことと思います。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

執筆:熱海将馬
写真撮影:藤井りな
企画:参川翔&熱海将馬

SIJP Student Divisionでは、これからも学生のキャリア構築に貢献していくためのイベントを開催していきます。2月27日(土)には女性留学生を対象に「IT × 女子 ~ITを通して広げるキャリア~」を開きます。興味のある方は是非ご参加くだ さい。

ご意見ご質問などは下記のメールアドレスまでご連絡ください。
Contact

当日中継された動画はこちらになります。

シアトルの日本人女子留学生へ IT×女子 ~ITを通して広げるキャリア~

 

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シアトルにいる女子留学生のみなさん。ITなんて…男性ばかりのイメージだし…私にできるのかな…?とIT業界への就職を懸念していませんか?性別なんて関係ない!今回はIT業界で働く現役女性社員の方々3名をお招きして、IT業界でどのように働き、キャリアを築いているのかパネルディスカッション形式でお話をしていただきます。仕事内容に加えて、女性ならではの悩み、強みなどを聴ける良い機会になります。また軽食を取りながらの質疑応答の時間も設けていますので、質問を通してIT業界への関心を広げて頂けたらと思います。

 

図12

ゲストスピーカー1

Coco Inoueさん
MicrosoftでData Scientistとして長い間活躍し、現在はAmazon Design StudioのBusiness Intelligence TeamでPrincipal Program Managerとして主にレポーティング、BIなどを中心に活躍している。

 

ゲストスピーカー2

野添紗椰さん
関西大学商学部を卒業後、2013年に日本マイクロソフトに入社。コンシューマーパートナーグループ、リテールビジネス統括本部において、チャネルエグゼクティブとして活躍している。

 

ゲストスピーカー3

矢野祥子さん
2001年にマイクロソフト日本法人に入社し、主にOEM営業/サポート部門で日本のWindows PCメーカーのWindows PC開発支援を担当したのち、本社に異動して現在は本社Windows 部門で大手OEMのPC開発を支援している。

 

図13

13:00 開場
13:30 パネルディスカッション開始
15:00 交流会
16:00 終了

当日は軽食として海鮮プレート、伊藤園さん提供のお茶をご用意しております。交流会では軽食を取りながらゲストスピーカーの方への質問やほかの参加者とのお話をお楽しみください!

 

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日時 2月27日(土)13:00~16:00

会場 和みティーハウス 519 6th Ave.S Seattle, WA 98104

参加費 無料図15

以下のリンクよりお申込みください

https://www.eventbrite.com/e/itit-tickets-21537933539

 

伊藤園

中島聡氏講演会 Freedom In Mind 〜日本独自の価値観に捕らわれないためには~ ライブ配信のお知らせ!

2月6日に開催される中島聡氏の講演会 Freedom In Mind 〜日本独自の価値観に捕らわれないためには~のライブ配信が決定いたしました!PSTでは2月6日(土)午後5時から、日本時間では2月7日(日)の午前10時から配信予定です。

下記のYouTube Liveにて配信予定ですので、当日来られない方は是非YouTube Liveを通してイベントにご参加ください。もちろん、当日会場に来られる方は中島聡さんに直接質問をできるチャンス&スポンサーの提供による軽食のサービスがあるので、是非会場までお越しください。

11月14日開催パネルディスカッション ”Ways to Make a Decision” レポート

2015年11月14日、SIJP Student Division主催 ”Ways to Make a Decision” がワシントン大学にて開催されました。意思決定というテーマのもと、三名のゲストスピーカーの皆さまにこれまでの経歴の中でどのように意思決定を下してきたのかをパネルディスカッション形式でお話ししていただきました。

SIJPパネルディスカッション宣伝ゲストスピーカーのプロフィールは下記のものとなります。(詳細はこちらをご覧ください)

①尾中泰:DEO兼ビジネスプロデューサー
②鷹松弘章:マイクロソフト プリンシパル・ソフトウェア・エンジニア
③大野拓未:シアトルの最大手情報サイトJungleCity代表取締役

今回モデレーターとしてアメリカビジネス動画インストラクターとして活躍されるカスター麻理さんと、SIJP Student Divisionの代表である吉田拓穂さんに担当していただきました。また、当日は遠方の方もインターネットを通して参加していただけるようにと、Periscopeというアプリから動画配信を行いました。

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Periscope配信の様子

当日は大雨にもかかわらず、40名以上の参加者にお越しいただきました。パネルディスカッションはスピーカーの皆様の経歴紹介から始まりました。ジャングルシティの大野さんは留学生の方々と似た経験を持っておられ、シアトルには学生時代にとりあえず行動してみようという姿勢でやってきて来られたそうです。驚くことにお三方とも学生時代に勉強していたことと今やっていることが違うそうで、そういった経験から学部にとらわれず、とにかく好きなことをやりきることが必要だとお話しされていました。

その後のパネルディスカッションでは、参加された学生への質問に答える形で、就職する学生に向けたアドバイスをしていただきました。その中で尾中さんは、アメリカでは自分から発信する力と提案する力が不可欠であり、反対に日本では隠れた場所での協力関係の構築といったアメリカとは違った力が必要になってくると語られました。自分は何が向いていて、どのような業種が向いているのか。自身がアメリカと日本のどちらの環境が向いているのかや自身の職業の適正を知るために、性格診断で自分の性格を知ることや、インターンなどの経験を積むこと、そして業種の方に話を聞くことが大切であるとのアドバイスをいただきました。

次に将来何をしたいか分からないという悩みを抱えた学生にアドバイスをしていただきました。鷹松さんはそういった悩みを抱えた学生に対し、小さいころに夢中になっていたものは何か考えてみるとよいと提案されました。その中で、自分が好きなことは不変ではなく、変化していくもの。好きなことが変わってもいいので、とりあえずやってみるという姿勢や、好きなことを好きなだけやることが大事だという考えを語られました。また、鷹松さんはやらずに後悔よりやって後悔という信条を持ってらっしゃるそうです。

最後に、自身の道を切り拓くためのアドバイスとして、尾中さんは、常に頭の中にアンテナを張り、疑問を持ちながら考動(考えて動く)することが大切であると語られ、大野さんは他人にとらわれずに自分のこだわりを保ち続け、こだわりを追求した結果が自身の成功の秘訣だとお話しされました。

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イベント終了後、多くの参加者がゲストスピーカーのもとに駆けつけ列を作り、個人的な質問を聞いたり感謝の言葉を述べていました。今回のパネルディスカッションを通し、様々な考えを共有し話し合えたことで、参加者のみならずゲストスピーカーの方々にとっても有意義な時間となったことと思います。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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執筆:畑中ひらり (SIJP Student Division: Career Development Department所属)
写真撮影:カスター麻理&上岡けいろう
企画:吉田拓穂

SIJP Student Divisionでは、これからも学生のキャリア構築に貢献していくためのイベントを開催していきます。2月6日には中島聡氏による講演会を、2月27日(土)には女性のキャリアに関するワークショップを女子学生に向けて開きます。ワークショップの詳細は近日公開予定ですが、興味のある方は是非ご参加ください。

ご意見ご質問などは下記のメールアドレスまでご連絡ください。
Contact

当日中継された動画はこちらになります。

中島聡さん講演会のお知らせ Freedom In Mind~日本独自の価値観に捕らわれないためには~

中島聡さん講演会22月6日土曜日にベルビューチルドレンズアカデミーにて、ソフトウェアエンジニアである中島聡さんをお招きして「Freedom In Mind~日本独自の価値観に捕らわれないためには~」と題した、学生向けの質疑応答形式の講演会を開催します。

日本人学生の皆さんへ。知らず知らずのうちに日本独自の価値観に捕らわれていませんか?就活を控えた方やグローバルな視点を持ちたいと考える日本人学生を対象に、何かを考える際に1つの考え方にこだわらず、新たな視点をもって臨んでもらいたい!という思いから、日米にまたがって活躍され、NHKを始めとする様々なメディアにも出演されている中島聡さんをゲストにお招きして、質疑応答形式の講演会を行います。学生の皆さんの素朴な質問などをぶつけることの出来る良い機会ですので、是非ともご参加ください。

イベント概要
2月6日(土) 17:00~19:00
開場はイベント30分前の16:30からを予定
参加費:無料
会場:Bellevue Children’s Academy
Address: 14600 NE 24th St, Bellevue, WA 98007

参加方法:Eventbriteから申し込み
*早期申し込み特典として、1月30日までに申し込みを頂いた方にMicrosoftのペンとノートをプレゼント致します。欲しい方はお早めの申し込みをどうぞ。

当日は軽食として、スポンサーである伊藤園さんとTRESさんの提供のもと、お茶とサンドウィッチをご用意しております。また、このイベントは大学生・大学院生を対象としておりますが、もし学生向けにフォーカスした内容になることを了承して頂けるのであれば、大学生以外の方もご参加頂けます。

中島聡さんプロフィール

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もっと詳しいプロフィールはコチラ↓(中島聡さんのブログ)
http://satoshi.blogs.com/about.html

イベント・スポンサー

Student Division Essay No.5 赤池奈津子さん

 

今回のエッセイは学生ながらもSIJPの縁の下の力持ちとして、2014年から2015年春までの間に数多くのSIJPイベントの開催及び運営に携わってくれた赤池奈津子さんに書いていただきました。

赤池さんはBellevue College在学中、英語やロジカルシンキングを学びながらSIJPの学生部として活動を行ってきました。現在は日本に帰国し、GoogleのSTEPインターンという学部生向けのエンジニアリングインターンに参加しています。

 

  • SIJPとの出会い

私がSIJPの存在を知ったのは、留学一週目のときでした。留学してすぐ周りの人達にITの勉強をしていることを伝えたら、偶然SIJPを知っている方がおり教えていただきました。その後すぐに、スコット津村さんの講演会イベントに参加し、SIJPメンバーの方にぜひ参加させてほしいと伝え、SIJP学生部のメンバーとして活動していくことになりました。

 

  • SIJPの活動の中で得たもの

SIJP学生部の活動を通して得たものは、多くのエンジニアの方々と出会いそしてお話をしたことで、自分の将来の可能性を大きく広げられたことです。SIJPを通してエンジニアの方達とお話しをする事がなければ、今の自分がエンジニアを志す事も、Googleのインターンに応募することも考えられなかったと思います。しかし多様な経歴を持つエンジニアの方々とお話する中で、自分の中にも意欲が芽生え始め、多くの事に挑戦していくようになりました。ジェームズさん、落合さん古川さんの講演会では、書記としてレポートを書くので連絡させてくださいと講演をしてくださった方に声をかけ、お話しさせていただいたりもました。多くの方と話す機会があったことは、自分のことを振り返って考えるとてもよい機会になりました。

 

  • 進路について

SIJP主催の就職転職講座に参加した際に学んだことは、日本帰国後に行った就職活動の指針となりました。現在はエンジニアとして活躍できるよう、基礎を学んでいるところです。