【イベントレポート】have a Breakthrough

7月31日、SIJP学生部キャリア部門が主催する「Have a Breakthrough」というイベントがMicrosoft にて開催されました。

今回のイベントは、参加者の学生同士でグループを作り「アメリカの組織文化」という大きなテーマについてプロジェクトを行ってもらうという趣旨で企画されました。またプロジェクトの進行に関して、鷹松弘章さん、渡辺毅さんの社会人お二人にメンターとして協力して頂きました。

 

今回のプロジェクトには、シアトルに留学中の学生4名が参加。グループで話し合い、「アメリカ組織で成功する外国人は何を意識しているのか」というテーマを設定し、インタビュー・アンケート調査の結果をプレゼン形式で発表しました。イベントの概要が学生部より説明された後、早速参加者の学生によるプレゼンが始まりました。

最初は、プロジェクトをすするうえで前提となる「アメリカの組織文化」とは一体どのようなものかについての説明がなされました。調査によると、アメリカの職場は自立性が強く、さらに多様性豊かな職場環境がその大きな特徴だそうです。そのような自立性が強い環境だからこそ、「自分の意志」を強く持つ必要があることを実感したと、プレゼンターの学生は説明していました。

 

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次に、「アメリカ組織で成功する」ということをどのように学生・社会人は捉えているのか調査を行った結果をまとめたスライドへと移りました。プレゼンターの学生は、学生と社会人の両者の考えを比較しながら説明をしていました。調査の結果、仕事における成功の基本的なイメージは、学生と社会人で一致していると言えるそうです。しかし、考察として、社会人の理想とする成功は、成功するために行動が伴うことを前提として考えられている点が学生と異なると話していました。

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そしてスライドは、成功者の「挫折・失敗経験」の話へ。今回のプロジェクト中にインタビューした方の多くから、挫折・失敗はつきものであるという教訓を得たようです。インタビューした社会人がどのような挫折をしたのか、細かく事例をいくつか紹介していました。そして、多くの挫折経験がある中で、それを乗り越え、成功するために「好きな仕事に一途である」「専門性を身につける」などといった、その人達が意識してきたことについても紹介されました。

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また、以上を踏まえて、アメリカで働く社会人はどのように組織に適応しているのかまとめたスライドが紹介されました。興味深かったのは、多くの社会人が「日本人」としてのアイデンティティを組織において上手く活用していたという点です。日本人のきめ細やかさ・気づかいはアメリカ組織において調和を保つために役に立つことがあると紹介していました。またその一方で、日本人はつい遠慮しがちな性格なので、積極的な姿勢を心がけることも、アメリカ組織に上手く適応するには必要だそうです。

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最後にメンバー全員が、プロジェクトを振り返って「アメリカで成功するために必要だと思う能力」についてコメントしました。同じプロジェクトグループで活動しても、得たものはそれぞれ異なり、「強い専門性・言語力」や「変化を楽しむ力」など、コメントの内容は多岐に渡りました。その中でも、多くの学生が「失敗」をどう受け止めるかということの大切さを強く実感していました。

プレゼンの終了後、メンターの鷹松さん、渡辺さんよりプロジェクト全体の進行や内容についてコメントを頂きました。スライドの内容に関するフィードバックとして、お二人ともスライド中のキーワードを取り上げ、それについてご自身の実体験に基づいてお話してくださいました。

渡辺さんは、「失敗」というキーワードについて、自身の失敗は自分の能力に限界を決めつけ、自分の適性を正確に理解していなかったことだとおっしゃいました。そして、自らの適性を知るためには、自主的な行動が鍵となることを強く語られました。

鷹松さんは、「昇進=成功」という世間一般的なイメージに関して言及されました。仕事をする際に感じる上下関係とは、実は自らの心が勝手に作り出したものだそうです。実際の所それは経験値の差があるだけだとおっしゃいました。仕事を上手く進めるにあたり、そのことを心に留めておくことの大切さについて語られていました。

さらにお二人とも、プロジェクトの内容に関しては、全体的にとてもポジティブな評価をしてくださいました。

今回のプロジェクトを通じて、参加者それぞれが学んだこと・得たことは多岐に渡り、1人1人にとって異なる発見があったように感じます。しかし多くの参加者より「今回のプロジェクトを通じて学んだことを活かして、今後の生活でさらに行動を重ねて行きたい」といった声を共通して聞くことが出来たことについて、非常に嬉しく感じています。

今回のプロジェクトが、参加者全員の将来において、更なるBreakthroughを引き起こすためのきっかけとなれることを願っています。

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最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

企画: 藤井里名・高木紫央・大崎雄平

写真: カスター麻里・大崎雄平

執筆: 藤井里名

Have a breakthrough!!イベント案内

シアトルに留学している日本人留学生の皆さん!留学を通して学んだことを活かして、実際に何か成し遂げてみたいという思いを抱えていませんか?

今回のキャリアイベントでは、アメリカ企業文化をテーマにしたプロジェクトに、一か月間、5名ほどのチームで取り組んでいただきます。自分たちで課題を発見し取り組むことで、課題解決のために必要とされる視点、アプローチ、リーダーシップを学ぶことを目的としています。同じ留学生としてシアトルで学ぶ仲間たちと協力し、お互いに高め合うことで、皆さんの留学生活の行き詰まりを打開し、将来のキャリアに向けた躍進のチャンスとなるイベントです。皆さんがシアトルで学んできたものをぜひこのイベントで発揮してみてください!

プロジェクト中は、国際的な企業で活躍される社会人の方々がメンターとして参加者の皆さんをお手伝いし、また、当日には審査員としてプロジェクトについてフィードバックをしていただきます。(メンターの方々の詳しいプロフィールは下記をご覧ください。)今回のイベントはかなり少人数制で行いますので、それぞれのプロジェクトについて深いフィードバックを得ることができます!自分たちの行ったプロジェクトについて、活躍される社会人の方々から実践的なフィードバックをしてもらえる機会はなかなかないのではないでしょうか。またSIJP学生部の学生も、みなさんのプロジェクトのお手伝いをします。皆さんのご参加をお待ちしています!

 

メンター紹介

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鷹松弘章 Microsoft Corporation

1994年よりロータス株式会社の製品開発分野を歴任後、マイクロソフト株式会社(現日本マイクロソフト)を経て、2001年に米国Microsoft Corporation に移籍。現在は同社Windows & Device Group 部門でエンジニアリングとマネジメントを担当しており、これまでにWindows Media Player やWindows Vista 7, 8, 8.1, 10などを手掛けてきた。また年間250人程の社員面接をおこなっており、採用面接のプロとしても活躍している。

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渡辺毅 Microsoft Corporation

福岡県出身。高校卒業後、オハイオ州へ語学留学し、国際関係学の学位を取得。大学卒業間際にC言語プログラミングに夢中になり、コンピュータ・サイエンスを学ぶために大学院へ進学。卒業後はボストン近郊で、スタートアップやゲーム会社起業でキャリアを積み、2014年にDELLから Microsoft に転職。2016年には Skype から Universal Store へ転職し、製品オンボーディング・ワークフローシステムの開発に携わっている。

【当日までの流れ】

①参加者の中からグループを作る(SIJPスタッフが行います)

②グループで連絡を取り、自分たちが取り組むテーマを決定

(例:アメリカと日本の採用方法の違いは?)

③フィールドワークで情報収集(例:企業へのインタビュー、ニュース記事)

④集めた情報を使って発表準備

⑤イベント当日にチームで発表

【イベント概要】

定員:15~20名

日時:7月31日 13:00~15:40

会場:Microsoft Building 27, Garage (3009 157th Pl NE Redmond, WA 98052)

参加費用:無料

【申し込み】

以下のリンクよりお申し込みください↓

https://docs.google.com/a/sijp.org/forms/d/1RnUBGzi1Zr7NsCXNSVlbawO3L_5temHoZMjlvtAZE64/edit

満員御礼!4月23日開催ワークショップ「組織を運営するとは? ~持続可能な会社/NPO/コミュニティ組織~」に関するお知らせ

先日お知らせさせて頂いた参加型ワークショップ「組織を運営するとは? ~持続可能な会社/NPO/コミュニティ組織~」ですが、お陰さまで募集開始から数日で申し込みが定員へと達し、募集を締め切らせて頂きました。

しかしながら、申し込みが出来なかった方からワークショップへの再開催を希望される声が挙がっていることから、この度SIJPでは次回申し込みチケットを下記のEventBriteのページにて販売しております。次回開催の詳細は未定ですが、本ワークショップの再開催が決定した際には、チケットをお申し込み頂いた方から優先的に参加して頂くことが出来ます。

今回の募集の際は参加対象に学生も含めさせて頂きましたが、本ワークショップでは会社などを含めた組織運営に軸を置いており、会社でマネジメント関係のお仕事されている方や経営戦略に興味がある方にも強くお勧めできる内容となっております。今回申し込みができなかった方で本ワークショップに興味がある方がいらっしゃれば、次回申し込みチケットも無料で購入可能ですので、どうぞお申し込みください。

https://www.eventbrite.com/e/npo-tickets-24421158342

3月5日開催ワークショップ “Take Action!!” レポート

2016年3月5日、SIJP Student Division主催の第二回キャリアイベント“Take Action!!”が開催されました。今回のイベントでは、シアトルにいる留学生を対象に、将来のキャリア目標を達成するために参加者自身が現在行っている活動をサポートするという目的のもと、幅広いバックグラウンドを持つ社会人の方と共に少人数のグループに分かれてもらい、それぞれの目的を達成するための方法をディスカッションして頂き、最後にプレゼンテーションにてアイデアを発表して頂きました。

当日は、石坂誠さん(Microsoft)、近江麻佐子さん(TrendMicro)、鷹松弘章さん(Microsoft)、橋本幸司さん(Oracle)、保坂隆太さん(Microsoft)をメンターとしてお招きし、橋本さんにはイベントの序盤にて、自身の築いてきたキャリアやその時折での考え、並びに今まで抱えてきた問題点や課題に対してどのように対処してきたのかについて講演をして頂きました。

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(写真:SIJPメンバーによるイベント前の打ち合わせの様子)

講演会の中で橋本さんはまず、自身が学生時代に持っていた将来のキャリアビジョンを語ってくださり、その後実際にアメリカで働き始めた際に気が付いた自身の想像と現実とのギャップなど、“学生時代”と“アメリカと日本”という2つの興味深いテーマをもとにお話をしてくださいました。

日本で8年間働いたのち、留学生としてアメリカに渡るという選択をされた橋本さん曰く、この決断は自身の人生において大きなキャリア変更であり、ご家族やお子さんの事でとても悩んだとのことです。しかしながら、それでもアメリカに留学をするという決断をした理由の一つとして、アメリカと日本の会社のシステムの違いがあったと語られていました。

日本の会社では基本的に、プログラミングをするために技術職として入社をしても、将来的に昇進するためには管理職としてマネジメントも行っていかなければならず、それに対しアメリカの会社では、技術職とマネジメントは別枠と捉えているケースが殆どで、技術者としての活躍ができれば、技術者として昇進していくことが可能なのだそうです。

プログラミングをすることは好きだけれどもマネジメントはしたくないと考えていた橋本さんは、アメリカで仕事をする方が自身に適していると感じたとお話しされました。橋本さんの語ってくださった経験談は、アメリカと日本のどちらで将来のキャリアを築こうか悩んでいる学生や、将来的にアメリカで働いてみたいと考えている学生にとって、とても参考になるお話だったかと思います。

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(写真:モデレーターの藤井りなさんと橋本幸司さん)

45分間に及ぶ橋本さんの講演後は、留学生4~5名に対しメンター1名に一つのグループとなってもらい、グループワークに取り組んで頂きました。各々の自己紹介後、参加者の皆さんには、まずは自身が持つキャリアビジョン、そのキャリアゴールに向かう中で留学を決めた理由、そして現在抱えている留学に関する問題や課題をグループ内でシェアしてもらいました。

その後のディスカッションの中で、皆がシェアをした問題点や課題が将来どのようなリスク及びチャレンジを引き起こすかなどを深掘りして考えて頂き、その中でグループとして取り上げる問題点を一つピックアップしてもらいました。

ピックして頂いた問題点や課題は各グループによって様々で、あるグループでは“レールにとらわれないキャリアパス”といった問題提起を行い、インターンや就職に重きを置いて話し合いをしているかと思えば、一方で“今の選択を将来正しかったと思える自信をどの様に支えるか”といった留学における課題を話し合っているグループもあり、グループによって考え方の特色が大きく異なっていたのが非常に印象的でした。

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(写真:グループ・ディスカッションの様子)

ディスカッションの最後では、学生の将来目標を達成するためのアプローチとして、各グループが選択した問題・課題を、留学中にできること&留学後にできることの二点の観点から話し合ってもらい、問題解決のためのアイデアを出して頂きました。

その後イベントの締めくくりとして、ディスカッションの中で話し合って出してもらったアイデアは、プレゼンテーションという形で各グループごとに発表して頂きました。発表の中では、「アメリカ留学中だからこそ出来ることは何か?」と言う問いに対して、“アメリカでしか会えない人に出会う努力をする”といった結論や、「留学後に出来ることは何か?」と言う問いに対しては、”アメリカで学んだグローバルな視点で常に物事を考えるようにし、海外の目線から見た日本の存在を意識として持ち続けることが大切”などの各グループごとに異なる答えを披露して頂きました。

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各プレゼンごとに、メンターの方々から各グループに向けてフィードバックをして頂き、本イベントを終了致しました。これまでSIJP Student Divisionでは、パネルディスカッション形式のイベントを何度か開催してきましたが、今回のイベントでは初めてグループワークの要素をイベントに取り込みました。参加してくださった学生の皆さんからはイベント後、同じ留学生という立場で様々な人と意見交換出来たことが刺激になったとの声を頂くことが出来ました。今回のイベントが多くの参加者にとって留学を見つめ直す良い機会になることが出来たのであれば、企画を担当した身として非常に喜ばしく思います。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

執筆:大崎雄平
写真撮影:カスター麻理&有賀こうすけ&高木しお
企画:藤井りな&畑中ひらり&大崎雄平

参加型ワークショップ 「組織を運営するとは? ~持続可能な会社/NPO/コミュニティ組織~」開催のお知らせ

このワークショップでは、会社やNPO、サークルなど、組織が持続可能で成長可能な運営をするために、何が必要でどんなことに留意すべきなのかを、 ディスカッション形式で学んでいきます。NPOや会社運営を考えている社会人の方、グループ活動をしている学生、またはこれから就職活動をする学生のため にどう会社を見極めるか考えている方、それらの方々に役に立つ内容になります。

Facilitator:鷹松弘章
定員:限定20名 (社会人6名、学生14名)
対象:NPOや会社運営を考えている社会人の方、グループ活動をしている学生、またはこれから就職活動をする学生のためにどう会社を見極めるかを考えている方
参加費:無料

日時:4月23日(土) 9:45am 受付 10:00am 開始 11:45am 終了予定
場所:Microsoft Redmond Campus, Building 27
3009 157th Place NE, Redmond, Washington 98052
http://campusbuilding.com/b/microsoft-building-27/

※イベントの趣旨上、組織運営に関して真剣に学びたい人のみを募集しているため、イベントの参加人数を制限しております。予めご了承ください。

参加をご希望の方は下記のページよりお申し込みください。
https://www.eventbrite.com/e/npo-tickets-24421158342


もし申し込みが出来なかった方で、ワークショップの再開催をご希望される場合には、お手数をお掛けいたしますが下記のフォームへのご記入、もしくはEventBriteにて次回申し込みチケットのご購入をお願い致します。
次回ワークショップ申し込みフォーム

Seattle IT Japanese Professionals のプライバシーポリシーについては、以下のリンクをご参照ください。
https://sijp.org/privacy-policy/

日本人留学生向けワークショップ “TAKE ACTION!!”開催のお知らせ

シアトルにいる日本人留学生の皆さん、留学の経験を将来に役立てたいけれど、留学中に何をしたらいいかわからない、目標はあるけどどうしたらいいかわからない。そのような悩みを抱えていませんか?

今回のワークショップでは少人数のグループディスカッションを行います。留学生活をより充実させるために、抱えている悩みを他の学生たちと共有し解決策を考えましょう。ディスカッショングループにはアメリカと日本、両方の国で社会人経験のあるメンターがつきます。人生の先輩からアドバイスをもらえる貴重なチャンスです!留学というチャンスを最大限に活かす方法を見つけてみませんか?

【内容】

〈講演会〉
IT業界で活躍している社会人の方に、どのように自らのキャリアを築いて来たのかお話を伺います。

〈グループワーク〉
学生3〜4人+社会人1人のグループを作ってワークショップを行います。
まず、グループ内で学生が抱える留学中の悩みについてシェアしてもらった後、グループ毎に1つの悩みをピックアップし、自身の将来にどう今の留学をつなげるのか、今何をすべきなのかについてディスカッションをします。最後には全体で、グループ毎にまとめてもらってシェアします。

【ゲストスピーカー】(五十音順)

石坂さん写真

石坂誠 – Open Source Strategist @Microsoft Corporation

早稲田大学法学部卒業後、NEC(日本電気)で化学業界向け法人営業を担当。その後日本マイクロソフトにてサーバー製品のプロダクトマネージャとプラットフォーム戦略を担当し、2013年より米国マイクロソフトコーポレーションに移籍。マイクロソフトのオープンソース関連とクラウドビジネスのグローバルにおけるマーケティング、営業戦略を担当。2007年MBA(経営学修士)を米国ユタ州ブリガムヤング大学マリオットスクールにて取得。

 

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近江麻佐子 – Master of Science in Information Management: University of Washington

ロータス、マイクロソフト株式会社にてエンタープライズ向けテクニカルサポートエンジニアを担当。日本ベリサイン株式会社、トレンドマイクロ株式会社にてセキュリティ製品スペシャリスト、中小企業向けサポートチームおよびナレッジマネージメントチームのマネージャーを経て渡米。現在は、University of Washington大学院 iSchool (Science in Information Management) にてデータサイエンス、情報セキュリティを専攻している。

 

鷹松さん写真

鷹松弘章 – Principal Software Engineer Lead @Microsoft Corporation

1994年よりロータス株式会社の製品開発分野を歴任後、マイクロソフト株式会社(現日本マイクロソフト)を経て、2001年に米国Microsoft Corporationに移籍。現在は同社Windows & Device Group 部門でエンジニアリングとマネジメントを担当しており、これまでにWindows Media Center, Windows Media Playerや、Windows Vista 7, 8, 8.1, 10などを手掛けてきた。また年間250人ほどの社員面接も行っている。

 

橋本さん写真

橋本幸司 – Principal Member of Technical Staff, @ Oracle Corporation

日本で日立製作所に8年務めた後、アメリカへ渡りGeorge Mason大学にてSoftware Engineeringマスターコースを修了。その後Amazonにてソフトウェアエンジニアとして5年半ほど活躍。今年2016年の一月からOracleへ転職し、クラウドサービスの基盤となるソフトウェアの開発を担当している。

 

保坂さん写真

保坂隆太 – Senior Business Program Manager, BI@Microsoft, Microsoft Corporation

日本アイ・ビー・エム、ロータス(株)にてプリセールスエンジニア、サポートエンジニアを担当。2000年にマイクロソフト株式会社に転職し大手企業サポートチームを担当し、2006年より企業向けマーケティングチームでマーケティングアナリティクスを担当したのち、2012年にマイクロソフトコーポレーションに移籍。現在はビジネスインテリジェンス・ビッグデータソリューション担当のプログラムマネージャとして活躍の場を広げている。

 

【タイムテーブル】
13:00-13:45 橋下氏による講演会
13:45-14:00 質疑応答
14:00-14:10 休憩
14:10-15:10 グループワークでディスカッション
15:10-15:40 全体でグループワークの内容をシェア、ゲストスピーカーの方々からフィードバック。
15:40-15:45 アンケートの実施

【概要】
日付: 3月5日(土)13:00-15:45 (開場12時半)
場所: Conference Room at Japanese Cultural & Community Center of WA
参加費: 無料
*上限20名まで

【申し込み】
こちらの応募フォームからお申込み下さい。20人限定のためお申し込みはお早めに!
https://docs.google.com/a/sijp.org/forms/d/1esD96lVyrraZ-vyFTcXxJSWpzSPFqQF1QQv_04j3C-c/viewform

【スポンサー】
伊藤園

この度のイベントでは伊藤園様の提供により、参加者の皆様にお茶をお配りいたします。

11月14日パネルディスカッションのゲストご紹介動画と生放送のお知らせ

11月14日に行われるパネルディスカッションのゲストご紹介動画を、カスター麻理さんとゲストの一人である鷹松弘章さんのご協力のもと作成、公開いたしました!パネルディスカッションではどんなことを話すのか、ちょろっとだけ語っているので興味のある方はぜひご視聴ください。

ゲストご紹介動画第一弾はこちら↓↓

ゲストご紹介動画第二弾はこちら↓↓

ゲストご紹介動画第三弾はこちら↓↓

また、この度は今話題のPeriscopeというアプリを使ってイベントの生配信が決定いたしました!こちらのアプリではスマートフォンとTwitterのIDさえあればSIJPの生放送を視聴することができます。

使い方は簡単!Periscopeをダウンロードした後、Twitterのアカウントを登録し、その後“SeattleITJpProf”をフォローするだけ!
生放送は日本時間の11月15日午前7時頃、太平洋標準時の11月14日午後2時頃からを予定しております。パネルディスカッションの様子を見たい方でまだアプリをダウンロードしていない方は、ぜひ下記のリンクからアプリをダウンロードした上で生放送に備えください!
Periscope Google Play
Periscope App Store (iOS)

当日の様子はこちら↓↓

SIJP学生部主催パネルディスカッションのお知らせ!

SIJPパネルディスカッション宣伝【11月10日追記】
SIJP学生部からのお知らせです!この度シアトルの学生の皆さんに向けたパネルディスカッションの開催が決定いたしました!

シアトルに留学をしている学生の中には将来の進路選択などに悩みを抱えている方も少なくはないと思います。しかし、これは全ての社会人が通ってきた道でもあります。そこで現在各界で活躍する方々が、どのように悩み、意思決定を下して、自らの道を切り開いてきたのか知りたくありませんか?今回はシアトルで活躍されている方々をお呼びしてパネルディスカッションを行い、キャリアをテーマにどのようにゲストの方々が意思決定を下してきたのかを話して頂きます。

イベント概要
日程:11月14日(土) 14:00 – 16:00
参加費:無料
会場:Savery Hall 131, University of Washington
参加方法:下記のGoogleフォームから申込↓↓
https://docs.google.com/forms/d/1tJXoFGpsFPrIpsyLiD4zbHtjvDrrZ6XYanefijy0HxQ/viewform
Facebookページはこちら↓↓
https://www.facebook.com/events/1159337000762419/1159337007429085/

*今回は大学生・大学院生を対象としておりますが、もし学生向けにフォーカスしたディスカッションの内容になることを了承して頂けるのであれば、大学生以外の方も参加頂けます。

ゲストスピーカーの方々のプロフィール
Bio of Hiroshi OanakaBio of Hiroaki TakamatsuBio of Takumi Ohno

会場は下記の案内を参考にお越しください。UW会場案内

鷹松弘章氏による採用側から見た転職・就職講座レポート

今回はマイクロソフトOperating System 部門のプリンシパルリードを務める鷹松弘章氏の講演会に行って来ました。今回も会場を提供してくださったBellevue Children’s Academy様、ならびにおいしいお茶をたくさん寄付していただいたスポンサーの伊藤園様、ありがとうございました。個人的には、ほのかなジャスミンの香りが漂うジャスミングリーンティーが絶品でお気に入りです。

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さてこの講演会は採用側から見た転職・就職講座ということで、実際に今までに何百人とエンジニアを採用し、採用プロセスの構築や面接官養成と教育を六年間行った実績を持つ面接採用のプロである鷹松氏が、求職者にとっては喉から手が出るような貴重なアドバイスをシェアしてくださいました。

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就職・転職前準備

転職の場合、まずは自分のキャリアの現状の見直しから始め(キャリア列車と呼ぶそうです)、いまのキャリア列車のスピードがどの程度なのかを理解することが重要だそうです。水が高いところから低いところに流れるように、人や物や流行やお金は五年くらいのスパンで変わるので、その流れを見極めて転職のタイミングを決断します。今までは転職というと「次は自分が何をしたいか、何を目標に進んでいくか」という自己的なことが中心だったのが、周りの流れも決断の要素として考慮すべきというのは勉強になりました。

仕事に応募する際には、公式サイトからの応募、コネからの応募、そしてリクルーターを通しての応募とさまざまな方法がありますが、やはり一番いいのはコネからの応募です。理由は採用側もまったく知らない人を採用するよりは、社員の誰かがすでに応募者を知っていて推薦してくれるほうが採用側としても安心してその応募者を採用できるからです。

そしていつも講演会のたびに言われているのが、日本人独特の謙虚さ。この謙虚さはアメリカでの就職ではむしろ邪魔になるので、日本人はもっと自分を売り込んで行きましょう!

レジメ

レジメで一番大切なのは、相手にどう読み取られるか意識して書くことだそうです。鷹松氏は、年平均採用レジメ閲覧数が四千から六千通にわたり、年平均面接回数は二百回から三百回、それ上さらに自分の仕事をこなしているそうです。この限られた時間の中で一通のレジメに目を通す時間はほんの少しで大体見ているところも同じなので、レジメにはシンプルかつ採用側が欲しがっているようなキーワードをちりばめると効果的です。お金はかかりますが、レジメを書くプロのレジメ屋を雇うのも一考です。

リクルーター

リクルーターとの関係も侮ってはいけません。リクルーターと丁寧にコミュニケーションをとることで、良い印象を与えて採用を有利な方向へ持っていったり、さらに本ポジションがダメでも他のポジションを紹介してくれる可能性があります。リクルーターも人の子、印象の良い人には親切にしたくなるのが人情です。

本面接

本面接をお見合いをなぞらえる鷹松氏。考えてみれば面接とお見合いは共通点がたくさんあります。お見合い(面接)では釣書(レジメ)を見て相手と結婚(採用)したいか・・・。実際に自分の素性(人間性・職歴)を知っている仲人や結婚相談所の人(リクルーターや採用会社の社員)がいればなお有利です。

お見合い中にお見合い相手がさまざまな質問の中で観察しているのが、「この人とこれから一生やっていけるかしら?」(学べる力があるか、一緒に考えて問題に取り組める人なのか)ということ。結婚と違って就職は一生のコミットメントはありませんが、毎日の大半を一緒に過ごす相手です。なのでお互いにそりが合うか、一緒に問題解決できる相手かどうか見極めることが重要になってきます。

そこで今回の講演会の肝となる、面接を完璧にするための流れをサラッとおさらいしましょう。

  1. 面接でテクニカルな問題を聞かれた場合、まず問題をよく聞き、問題の前提部分や相手の期待値などをクリアにするためにどんどん質問すること。ここで質問しなければ即不採用です。
  2. 次にボードで解決法を書く合間にも、自分が何を考えているのか説明します。書き終わったら自分の意図をまとめて話し、相手からの質問を受けます。
  3. 最後にもし間違えたところや知らなかったところがあれば素直に認め、相手からのフィードバックを聞きます。

このような質問をすることで、相手は応募者のいろいろな能力を測っているのです。

こうして上のように大まかに面接の流れを文章にすると簡単そうですが、実際には緊張している面接ではなかなか自分が思い描くようにうまく流れに沿って行くのは難しいかもしれません。なので鷹松氏が推奨するように、面接は場数を踏んだほうが圧倒的に有利になります。

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ランチインタビューの罠

丸一日に渡る面接の中休みとして面接官と一緒にランチをすることがありますが、ここでも決して気を抜いてはいけません!この時点では最初に面接した人からの情報がすでに三番目や四番目の面接官の下に落ちてきていて、一人目の面接官が教えてくれたことを聞いてくる可能性があります。このように応募者は学んだことを学習できているかどうかの再チェックが入るそうです。

面接後

もし期待どおりの返事が来なくても、次・次・次に進みましょう。結婚相手(就職先の会社)は一人(一社)しか見つける必要ないので、自分にピッタリの相手を見つけましょう!

採用側からの就職・転職講座ということで、会場からもさまざまな質問が飛び交い、鷹松氏だけでなく他社でも面接採用経験のある参加者からのアドバイスもあり、とても内容の濃い興味深い講座になりました。

さて次回は3月27日開催の我孫子泰祐さん講演会「ネイティブコードを語る。」です。お時間のある方は是非ご参加ください~!

2月27日 SIJP主催 鷹松弘章氏講演会のお知らせ

2月27日のSIJP講演会のお知らせです。まだ、空席があります。申し込みはhttp://takamatsu.eventbrite.comからお願いします。また、http://goo.gl/forms/EgbmqzdVu5 で事前質問を募集しています。

採用側から見た転職・就職講座(ソフトウェア業界や米国での採用を中心としたもの)

Date / Time: Feb 27, 6:30pm – 9:30pm
Place: Bellevue Children’s Academy (BCA2), 14640 NE 24th St, Bellevue, WA 98007
Title: Switching jobs from a manager’s view point
Speaker: Hiroaki Takamatsu, Principal lead of software engineering in Microsoft
Admission fee (light dinner is served): $10
就職活動シリーズ、前回の講演のノウハウを採用側からの視点でお伝えします。エンジニアとして就職したい学生の方、別の会社にも興味があるけど、アメリカで転職なんてしたことないし…という方に役立つ情報をコンパクトにまとめてお伝えします。採用側はどのように人を見るのか、採用の判断基準はどんなものがあるのか、など盛り込む予定です。
【講演者略歴】 鷹松 弘章
1994年よりロータス株式会社の製品開発分野を歴任後、マイクロソフト株式会社(現日本マイクロソフト)を経て、2001年米国Microsoft Corporation入社。Windows Media Center, Windows Media Player, Windows Vista, 7, 8, 8.1 のリリースを手掛け、現在は同社Operating System 部門のプリンシパルリードを務める。モットーは理解せずには前に進まない