5月4日(土) 及川卓也さん特別講演会ーこれからの時代のプロダクト作りの魅力と可能性

5月4日㈯、 Bellevue にて及川卓也さん特別講演会を開催します。
トヨタ自動車が自動車製造から移動サービスを事業とする会社へと転身を宣言するなど、多くの産業がサービス産業化していく兆しが見えています。
ただ単に物を作り、それを販売し終了という時代から、サブスクリプションのように使われる続けることが価値を生む時代の到来です。このような変化は、プロダクトを作る技術者にも変化を求めます。
誰かが書いた仕様書にある通りに作れば良いということはなく、自らがプロダクトの価値を追求する必要があります。それには、進化し続ける技術の理解、プロダクトを通じたユーザー価値の提供、技術集団としての組織の継続した成長が不可欠です。
新しい時代のプロダクト作り、その難易度は上がりましたが、今の時代ほど技術者が輝ける時代はありません。
本講演では、これからの時代のプロダクト作りの魅力と技術者としての可能性をお話します。
皆様是非ご参加ください。

日時:5月4日(土曜日):午前11時~

場所:11025 NE 8th St, Bellevue, WA 98004
Microsoft Bravern 2
(入館方法は参加者の皆様に後程お知らせいたします。)

定員:40名

申し込み:https://oikawa.eventbrite.com

講演者紹介

及川卓也 / Takuya Oikawa

経歴

東京出身。早稲田大学理工学部卒。専門だった探査工学に必要だったことからコンピューターサイエンスを学ぶ。

卒業後、当時世界第2位のコンピューターメーカーだったDEC (Digital Equipment Corporation) にて、営業サポートエンジニアとして、技術職としてのキャリアをスタート。
その後、ソフトウェア開発や研究開発業務に従事。米国マイクロソフトに派遣され、Windowsの開発を行う。

1997年にMicrosoft日本法人に転職。
MicrosoftではWindowsおよびWindows関連製品の開発を行い、最終的には日本語版と韓国語版のWindowsの開発の統括を務める。

2006年にGoogleに転職し、9年間ほどプロダクトマネージャとエンジニアリングマネージャーとして勤務。
エンジニアリングマネージャーとしては、Chrome、Chrome OS、Google日本入力などを担当。
2012年には、NHK プロフェッショナル仕事の流儀に取り上げられる。同年、日経ビジネス「次代を創る100人」に選出される。

2015年11月よりプログラマーのための情報共有コミュニティサービス「Qiita」を運営するIncrementsへ入社、プロダクトマネージャーとして従事後、独立。

2019年1月、テクノロジーにより企業や社会の変革を支援するTably株式会社を設立。
一般社団法人情報支援レスキュー隊 共同発起人。

著作・監修

  • スラスラ読める JavaScriptふりがなプログラミング (インプレス) 2018年
  • エンジニアのためのマネジメントキャリアパス ―テックリードからCTOまでマネジメントスキル向上ガイド (オライリー・ジャパン) まえがき担当 2018年
  • OKR(オーケーアール) シリコンバレー式で大胆な目標を達成する方法 (日経BP) 解説担当 2018年
  • マンガと図解でスッキリわかる プログラミングのしくみ (MdN) 監修担当 2018年
  • さよなら、インタフェース -脱「画面」の思考法 (BNN) まえがき担当 2015年
  • Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか (オライリー・ジャパン) 解説担当 2013年
  • 挑まなければ、得られない Nothing ventured, nothing gained. (インプレス) 2012年
  • 続・ハイパフォーマンスWebサイト ―ウェブ高速化のベストプラクティス (オライリー・ジャパン) 2010年
  • Windows NT 4.0 完全技術解説 (日経BP) 1997年
  • Windows NTシステム管理―BackOfficeによるシステム構築 (技術評論社) 1996年