12月11日(日)Kirkland Libraryにて、子供コンピュータ講座 クラウドをつかって遊ぼう!が開催されました。
参加されたお子様は、小学生以上12名。今回はコンピュータを使うので、ラップトップ持参でした。
今回は クラウドについて学びます。
まず、「ナベザラス」という日本のおもちゃ会社の社長が、子供たちにアメリカのおもちゃの市場調査を依頼します。
そこで、早速けんじ先生は子供たちに紙を配り、市場調査を始めます。
ところが、紙の答えの集計に時間がかかって、ナベザラスの社長はいらいらし、納得いきません。
次に、ナベザラスの社長は、全米50州の正式名称を書くことを依頼します。
この依頼に、けんじ先生はまた、紙を配ってやろうとします。
結局、3分かかってたったの12州しか分かりませんでした。
そこで、失意のけんじ先生は、”SIJP Kids Software Inc.”という会社を作り、クラウドを使うことにします。
まず、クラウドとは何かをピザの注文を例にして、説明しました。
そのあと、クラウドサービスの1つである Google Docsの簡単な使い方を説明したのち、最初に取り組んだ市場調査をGoogle Docsを使って、全員で文書をシェアしてやってみました。
すると、沢山の情報を、それぞれのコンピュータからみんなで一度に、同じ文書に記入できたので、すぐに完成しました!
ナベザラスの社長も大満足。
そして、州の正式な名前の問題もクラウドを使ってみんなで協力して行うと、3分間で30近くも答えることができました。
*子供たちがみんなで文書を同時編集している様子は、次のビデオをご覧ください。
ところが突然ハッカーがやってきて、文書を書き換え始めました。州の名前が”Doraemon”などになってしまいました!!
みんなで手分けして、書き直しました。あー、ビックリした。
そこで、ナベザラスの社長から新たなお願いです。
日本から来るお客様のために、アメリカでお薦めの場所を教えてほしいとのことです。
そこで、先程作った州のリストに手分けをして、色々お薦めの場所を入れることにしました。
30分弱で、ドキュメントが完成しました。
実際に作成したドキュメントはこちらです。画面をスクロールしてご覧ください。
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最後に、クラウドを使うことの意義を説明して、講座は終了しました。
さて、今回の講座はいかがでしたか?
イベント後のアンケートには次のような感想がありました。
- 全体に楽しくテンポがあり、インストラクションチームの方がとても良かったです。
- Casual & fun, not intimidating, very educational.
- おもしろくしていただいたところ、子供に目線を下げていただいたところ。
次回も楽しい講座を準備していますので、是非また参加してくださいね。
皆様とお会いできることを、スタッフ一同楽しみにお待ちしています。
今回クラウドを教えたいと思ったきっかけは、初めてGoogle Docsで複数の人が同時編集ができたときの感動を伝えたかったからです。子供たちにはクラウドを使って、チームで一緒に何かを行うことの面白さが分かっていただければと思います。僕が働いているGoogleでも、一人で仕事はできません。必ずチームとして働くことが求められます。