SIJP ボランティア基本指針


本「SIJP ボランティア基本指針」(日本語・参考訳)は、英語版「SIJP Volunteer Guidelines」を、便宜 上日本語に訳した参考訳です。万一、英語版と日本語版に差異がある場合は、英語版が優先します。


SIJP ボランティア基本指針 (日本語・参考訳)

Seattle IT Japanese Professionals(以下「SIJP」)は、米国ワシントン州の非営利団体であり、内国歳 入庁(Internal Revenue Service)から内国歳入法典第 501 条(c)項(3)号に基づく免税団体として認可を 受けています。SIJP は以下のミッションを掲げ、IT を通して、シアトルで IT に関わる人々および 日本人に対し、様々な社会貢献を行っています。

私たちはシアトルに根ざした IT プロフェッショナル集団で、地元のコミュニティと プロフェッショナルを強力にサポートしていきます。

  SIJP のこれまでの活動には、テクノロジー分野における功労者やシアトルで功績のある日本人の講 演会、技術系ならびにキャリア系ワークショップ、子供向けプログラミング講座開催、および、他 の非営利団体への IT サポートや IT 企業ツアー等が含まれます。社会のニーズに応えたこれら IT を 通しての活動は、シアトルの IT および日系コミュニティに広く受け入れられ、その貢献が大きく評 価されています。 これら SIJP の活動は、役員を含むスタッフの一人一人のボランティアによって支えられ、実践され ています。すなわち、社会人部門または学生部門問わず、SIJP のスタッフ企画者が、上述のミッシ ョンおよび目的に基づき、自己の関心のある活動を自由に選択して、必要な場合には他部門のサポ ートを得ながら、当該活動に責任を持ちその役割を果たしています。スタッフの行動は全て無償で 提供されますが、各スタッフは、関心ある分野における社会貢献を通しての自己実現、想像力拡大 、可能性の発見、挑戦、やりがい、達成感、ネットワーク構築、学習および経験といった無形の価 値を見出して、これらを吸収しています。 SIJP は、各スタッフの希望や活動動機を尊重し、個々のスタッフの多様な意見や考えを取り入れて 、これを活用する方法を共に摸索します。また、活動に必要な SIJP の連携を構築し、情報、資源お よびネットワークを提供できる環境形成に取り組みます。 SIJP でのボランティア活動参加において、万一何らかの圧力や強制があった場合は、直ちに SIJP の 役員(Directors)または法務(Legal)にご連絡ください。SIJP が活動の基礎として容認するのは、 あくまでスタッフの自由意志に基づくボランティア活動であり、当該活動に圧力や強制が関わる場 合は、徹底的にこれを排除します。 SIJP スタッフとして作業するにあたり、以上のボランティア基本指針および「SIJP ボランティア基 本指針補則 ―学生の皆様へ―」の内容を十分ご理解の上、SIJP の各種活動にご参加ください。SIJP は、SIJP のミッションをおよび目的を、意欲あるスタッフと追求し、実現していくことを目指しま す。

【連絡先】

SIJP 役員:directors@sijp.org


本「SIJP ボランティア基本指針補則 ―学生の皆様へ―」(日本語・参考訳)は、英語版「SIJP Volunteer Guidelines – Addendum: Student Volunteers」を、便宜上日本語に訳した参考訳です。万一、英 語版と日本語版に差異がある場合は、英語版が優先します。


SIJP ボランティア基本指針補則

― 学生の皆様へ ―

(日本語・参考訳

 Seattle IT Japanese Professionals(以下「SIJP」)は、SIJP のミッションおよび目的に基づき、 社会に 貢献する意欲ある学生を歓迎します。

SIJP では、シアトル近郊の大学に通う学生からなる学生部を設置しています。SIJP 学生部は、シア トルの日本人学生に対して、IT を活用したスキル向上および IT への理解を深めるための機会を提 供し、IT により急激に変化する現代社会をリードする人材の育成に取り組んでいます。また、SIJP 学生部での活動を通して、グローバルな視野を持つことの重要性を理解し、枠に捉われない幅広い 活動の一歩を踏み出すことを奨励し促進しています。SIJP 学生部およびその活動詳細については、 https://sijp.org/student-division/をご参照ください。

SIJP は、各スタッフによる自発的な社会貢献を推奨し支援する一方で、学生スタッフには、所属 大学の規則に従い学業に励むことが、学生の第一の責務であることを強調します。したがっ て、SIJP におけるボランティア活動は、学業修得に問題がないことを大前提に提供されるも のでなければなりません。学生スタッフの SIJP のボランティア活動に対する責任は、まず学業修 得の責任が果たされてから達成されます。

万一、SIJP における活動のために学業が疎かになると思う場合は、学生スタッフは直ちに SIJP の活 動を中止し、当該活動に関わる SIJP 社会人スタッフ、役員(Directors)または法務(Legal)にご連 絡ください。連絡を受けた社会人スタッフは、直ちに (1) 当該学生スタッフの SIJP への活動を停止 させ、または、学業に支障のないボランティア活動へ修正するものとし、かつ (2) 状況を役員に報 告するものとします。社会人スタッフに連絡したにもかかわらず善処が見られない場合は、当該学 生スタッフは、役員または法務へ連絡するものとします。

学生スタッフが、本業である学業に勤しみ、かつ、SIJP の活動に有意義に参加するため、学生スタ ッフによる SIJP のボランティア活動は、学期期間中は週 20 時間以内、また、夏期・冬期休 暇等の学期期間外は週 40 時間以内に収めることとします。ただし、学生スタッフの所属大学 において、上述より厳格な規則がある場合は、当該規則が優先するものとします。 SIJP は、SIJP のミッションおよび目的に基づく社会貢献を通じて、自己実現を図る学生スタッフの 意欲を尊重します。当該意欲を育み、学生スタッフが社会において責任ある行動を取り目標を達成 することを支援するため、SIJP は、ボランティア活動が健全に遂行されるよう、その徹底に取り組 みます。

【連絡先】

SIJP 役員:directors@sijp.org

SIJP ボランティア基本指針 Ver. 05122016